入り口易しく出口別人

講座概要

『これならできそう!やってみたい』と思わせることが肝心。
対象者:ピアノを学ぶ小学生の保護者
詳細
スケール(音階)やアルペジオではオーソドックスなハノンの順番がありますが
それはハ長調、イ短調の次にヘ長調、ニ短調が並んでいます。
へ長調は4番目の音がシフラットなので5番目の音ドで1指になりハ長調とは違います。

これではスケール練習を始めた途端に『難しい、やりたくない!!』となってしまいます。
そこで私はスケールやアルペジオの練習順番を指遣いが同じ物でグループ分けしました。

これによって子供達はスケールの練習が楽しくなり小学低学年で全調弾けるようになってきました。
参考楽譜『NEWこどものスケール・アルペジオ』(音楽之友社)この楽譜は2013年に発売され現在全国で25000冊売れている状況です。

同じようにチェルニー30番も順番を入れ替え、楽しい挿絵をつけた楽譜を出版しました。
参考楽譜『チェルニー30番〜小さな30の物語』(東音企画)この楽譜も2013年に発売されおそらく9000冊以上出ていると思います。

私の生徒たちはスケールもチェルニーも楽しく弾けて嫌いな生徒はほとんどいません。
以上のようなお話をさせていただきたいと思います。

講師

根津栄子

根津栄子

武蔵野音楽大学卒、ピティナ指導者育成委員、市川フレンドステーション代表。2020年4月からムジカノーヴァに『生徒を変身させる24のキーワード』を連載中。小さなピアニストの必須アイテムフィットペダル&ボードを考案。ピティナ特別指導者賞、ショパン国際コンクールinアジア指導者賞、ちば音楽コンクール優秀指導者賞を受賞。著書:チェルニー30番"小さな30の物語"(東音企画)、NEWこどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)