全日本ピアノコンクール

中桐 望

-PROFILE-
岡山県岡山市に生まれ、3歳よりピアノを始める。
岡山県立岡山城東高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞を、卒業時にアカンサス賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。
第78回日本音楽コンクール第2位。第3回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール第2位、併せてコンクール委嘱新曲課題曲の最優秀演奏者に贈られるSonja Huber賞受賞。第58回マリア・カナルス国際音楽コンクール第2位・聴衆賞受賞。第7回ピアナーレ国際ピアノアカデミー&コンクール第1位。第15回グリーグ国際ピアノコンクールセミファイナリスト、併せてAAF(アーリンク・アルゲリッチ財団)賞を受賞。第8回浜松国際ピアノコンクールでは、歴代日本人最高位となる第2位を受賞し注目を集める。
2013年に同大学院修士課程を首席で修了し、クロイツァー賞、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア大賞を受賞。
大学院修了後は国外のマスタークラスを受講しながら研鑽を積み、2014年1月にはパリのサル・コルトーにおいてリサイタルデビュー。同年4月には故郷の岡山ルネスホール、名古屋の宗次ホール、東京の浜離宮朝日ホールでデビュー・リサイタルを行い、バッハ=ブゾーニ、シューマン、ブラームス、ショパン、ラフマニノフといった作品を鮮やかに演奏して好評を博した。
2014年よりロームミュージックファンデーション奨学生としてポーランドのビドゴシチ音楽院研究科に留学、2015年にデビューCD『ショパン&ラフマニノフ』、2019年にセカンドアルバム『ショパンの歌』(オクタヴィアレコード)をリリース。
各年に於けるピアノ演奏会で、ショパン作品に特に優れた演奏を示したピアニストに贈られる第42回日本ショパン協会賞の受賞をはじめ、岡山芸術文化賞・グランプリ、福武文化奨励賞、エネルギア音楽賞など数々の賞を受賞。
これまでに岡山フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、Orquestra Simfonica del Valles (スペイン)等、多数オーケストラと共演。
ピアノを内山優子、近藤邦彦、平川真理、芦田田鶴子、大野眞嗣、角野裕、エヴァ・ポブウォツカの各氏に師事。現在は岡山を拠点に国内で演奏活動を行う他、後進の指導にも力を注いでいる。 日本ショパン協会会員。

-INFORMATION-
-www.nakagirinozomi.com