4級

グラナドス:アンダルーザ

解説

エンリケ・グラナドス・イ・カンピーニャは、スペイン近代音楽の作曲家・ピアニストです。ロマン主義・民族主義の両方の側面を持っており、彼の作品には、スペイン的な性格を持ちながら、詩的な洗練さや力強い感動がみられます。1892年から1697年にかけて、全12曲の『スペイン舞曲集』を作曲しました。この作品によって彼の才能が世に認められるようになりました。既存の民謡をただ引用するのではなく、舞曲を独創的に作曲しています。アンダルーサは全曲の中で最もよく知られ、ギターのような伴奏にスペインの空気感が感じられます。

執筆者:宮崎結希

参考演奏