4級

小山清茂:かごめ変奏曲

解説

小山清茂は、1914年に生まれた、日本の作曲家です。農村に生まれ、盆踊りや民謡、神楽囃子などの郷土芸能の音を聞いて育ちました。日本古来の民謡や伝統芸能の音を取り入れた作品を多く生み出しました。《かごめ変奏曲》は、日本人にとって馴染み深い「かごめかごめ」の歌の旋律を用いて、三連符中心の変奏や分散和音の変奏、左手と右手が交差する変奏など、バリエーションに富んだ作品となっています。

執筆者:宮崎結希

参考演奏