7級

ブルグミュラー:天使の音楽 Op.100-21

解説

この曲は、天使がまるで語りかけているような可憐で美しい旋律が特徴的です。絵画では男性、女性、子どもなど様々な姿で描かれる天使ですが、この曲の天使は子どもの姿のように感じられます。冒頭の可愛らしく軽やかなメロディーは、子どもの天使たちが無邪気に飛び回っているような光景も想像できます。中間部分の短調になる部分は、神様の使いとして人間に何か警告をしているようにも聞こえます。演奏する際には、ハープの音色をイメージして研究してみると良いかもしれません。

執筆者:今井菜名子

参考演奏