9級

モーツァルト:メヌエット ハ長調 K.6 C 3/4

解説

最初の⼋⼩節を⾒てみます。右⼿の主なラインは半⾳階で少しずつ上がっていき、5,6 ⼩節⽬でソへと⼀気に上がります。そして 9‐12 ⼩節は 1‐4 ⼩節⽬からと⼀⾒同じような動きをしているように⾒えますが、よく⾒ると、今度は半⾳で下がっていくラインが⾒えます。
前半と後半の 8 ⼩節を弾き⽐べて、繊細な変化を⾃分なりに感じ取ってみると、この曲の構造がよりはっきりと⾒えてくると思います。

執筆者:堀内龍星

参考演奏