9級

グルリット:アレグレット C 3/8 16 小節

解説

この曲は2⼩節単位でだんだん登っていくように曲を持っていくと良いと思います。
その際、偶数⼩節の左の⾳は前の⼩節の⾳よりも⼤きくならない事、それでいて⾃然と次へ渡せるようにニュアンスを練習した⽅が良いと思います。そのために偶数⼩節の左には常に休符が書かれているのだと思います。少しずつこの⾳域が上がっていく様⼦は、僕は期待が⾼まっていき、そして落ち着く波のように感じます。題名も抽象的な Allegretto なので、幾分曲想を⾃由に感じてみることが⼤切です。

執筆者:堀内龍星

参考演奏