2級

アルベニス:グラナダ Op.47-1

解説

1886年にアルベニスによって作曲された《スペイン組曲》第1集の第1曲目です。作曲家アルベニスは、スペイン南部にあるこの都市「グラナダ」を大変愛し、かつてのイスラム王朝時代に繁栄していたこの古都に思いを馳せて作品「グラナダ」を作曲したと言われています。セレナード(小夜曲) を想定して書かれており、ギターでアルペッジョを弾いているような奏法、独特な色彩の音階が印象深い楽曲となっています。

執筆者:竹本明星

参考演奏